キョウカラワタシハ。

都内在住、主婦。映画、海外ドラマ好き。最近は韓国ノワール映画大好き。

韓国映画【ブラザーフッド】感想☆

★★★☆☆ 3.9


2004年公開。

アジアで大ヒットした『シュリ』のカン・ジェギュ監督が、朝鮮戦争を舞台に切ない兄弟愛を描くスペクタクル・ヒューマン・ドラマ。徹底的な時代考証の上に再現された戦場は、リアルで臨場感あふれる。主演は『ガン&トークス』で映画デビュー、甘いマスクで人気ブレイク中のウォンビンと『友へ/チング』で演技の評価も高いチャン・ドンゴン。韓国の映画興行記録を全て塗り替えた衝撃の話題作。

ジンテ(チャン・ドンゴン)にとって婚約者と弟のために働く日々は貧しいが幸福だった。だが、朝鮮戦争が勃発し兄弟は強制徴用される。ジンテは弟を除隊させるため軍隊で英雄になることを決意し、危険な任務を遂行し続けるが……。(シネマトゥデイより)


戦争映画の中でもかなりの傑作。


2004年の15年前に一度観たこの作品。


当時はチャン・ドンゴンウォンビンのスターが出ているということで注目されていて、

韓国映画とか全然興味なかったけど観た思い出。


今観てもかなり良くできた作品だった!!


戦争の描写も生々しく、、ウジ虫やら🤢


ハリウッド顔負け。

戦闘シーンもど迫力!



チャン・ドンゴン兄ちゃんが、

ウォンビン演じる弟をもう命懸けで

守るわけですよ😭その兄弟愛はヤバイ、、


言わずもがな、同じ民族同士での殺し合いは

やばいというか凄いというか、、

悲しいですな、、


チャン・ドンゴン兄ちゃんも戦争によって

少しづつ人が変わっていき、、

戦争の鬼

になる。

悪いのは戦争ですよ。ええ、、😭


全体的に悲しいおはなしだし、

最後も涙涙でございました。



ちょっと後半にかけて、オイオイっと

ツッコミどころもあるし、無理矢理なところ

もあるんだけど、全体的なスケール感は

全く問題ないしよく出来ている作品でしたん。


おしまーい。

韓国映画【メビウス】感想☆

★★★☆☆ 3.0




2014年公開。

『嘆きのピエタ』などの韓国の鬼才キム・ギドクがメガホンを取り、浮気者の夫、夫への怒りから息子の性器を切断した妻、性器を失った息子という壮絶な一家を描く過激作。とある上流階級の一家に起きた衝撃の出来事を、笑う、泣く、叫ぶといったせりふとはいえない感情表現のみで活写する。一家を演じるのは、『悪い男』などキム・ギドク監督の初期作品の常連だったチョ・ジェヒョンをはじめ、ソ・ヨンジュやイ・ウヌらが出演。過激な作品が並ぶキム・ギドク監督作品の中でもとりわけ強烈で、韓国内でも上映を制限するというショッキングな性描写にぼうぜんとなる。

父(チョ・ジェヒョン)、母(イ・ウヌ)、息子(ソ・ヨンジュ)が暮らすとある一家。ある日、夫が浮気していると確信した妻は、夫の性器を切断しようとするが失敗。ところが怒りを抑えられない彼女は息子の性器を切断し、姿を消してしまう。途方に暮れる息子に、父は性器がなくても絶頂に達することができる方法を教える。ところが妻が戻ったことで……。(シネマトゥデイより)


男性観るの要注意!!www

イタタタ!🤭


まぁ、観る人は多少知識入れてから観るんだろうけど、、😂

鬼才、キム・ギドクの作品をいつか観たいなぁ
と思っていたけど、、初っ端から凄いのを観ちゃったなぁ、、。


一切、セリフなし!!


90分弱の長さをまさかの誰も話さないとは、、


はじめはこんなの観れるかな、、と思ったけど
さすがのギドクさん。気が付けば、物語に入り混んでるんだよなぁ、、。


ストーリーはかなりキツイ、、

だけど、要所要所で不思議にコメディにも
思えてくるような、、


ぷっと吹き出してしまうところもあり、

私は何を真剣に観てるんだろっみたいな、

救いのない話なんだけど、、結構ギャグな

部分もあるんだよね〜



かなり際どい内容なだけに、やっぱり

計算されてるのかな?なんてww




俳優さん達も凄い、、よく受けたな、こんな話ww


特に母親役と旦那な愛人役、2役を演じた

イ・ウヌは途中まで同じ人って分からなかった、、

イかれた母さん、、。



でも、2役同じ人ってとこがポイントなんだよな〜、、

これ違う役者の方がキツイかも、、
なんて思ったり、、



クズな父さん、、。

息子を思う気持ちは分かるけどさ〜。


自分の浮気の代償があまりに大きく、、

全てを息子に捧げるわけだけど、、。



とばっちりな息子くん。


息子役、ソ・ヨンジュくんも難しい役所を

頑張って演じたよな〜


かなり痛いシーンばかりだけど!
色んな意味でwww


2度観ないけど、絶対忘れない映画でしたん!

誰にもオススメはできないwww


おしまーい。

韓国映画【ファイ】感想☆

★★★☆☆ 3.6




ぬるぬるとブログを続けて、

何とかなんとか、2019年に突入することが

できたww


飽きっぽい私にしては頑張ってるかな〜

年末全然書けなかったけど😅


今年も韓国映画を中心に書いていこう、、。



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2014年公開。

『Sad Movie <サッド・ムービー>』などのヨ・ジングを主演に迎え、『地球を守れ!』などのチャン・ジュヌァン監督がメガホンを取ったサスペンスドラマ。幼いころに誘拐され、5人の犯罪者たちに犯罪テクニックを仕込まれた少年が、ある事件を機に自らの衝撃の過去をたぐり寄せていく過程を活写する。犯罪集団のボスを、『10人の泥棒たち』などのキム・ユンソクが怪演。純粋な心を持つ主人公が体験する地獄の苦しみと、彼にまつわる因縁の物語に心が締め付けられる。

男児誘拐事件を起こした犯人グループは、身代金受け取りに失敗して逃走する。リーダーのソクテ(キム・ユンソク)は手元に残された男の子を生かすことにし、ギテ(チョ・ジヌン)をはじめ5人で彼の面倒を見る。やがて17歳になったファイ(ヨ・ジング)と名付けられた少年は自分の過去も忘れ、彼らと共に暮らしていたが……。(シネマトゥデイより)


期待しないで観たら結構面白かった!


まず設定が面白かったなー。

誘拐した子供を5人の"お父さん"達が育てる。

この5人がかなり個性豊w


その子供のファイがまた良い演技!!



大人達の演技を食ってますよ完全に!



5人の"お父さん"達はもちろん犯罪者達だし

人も簡単に殺してしまうような人達、、。


でも彼らなりに息子のファイを大事に育てて、、

彼らなりに愛しているんだよね😥

そこは凄く伝わってきた。



そして、ファイにも同じように仕事を

やらせようとするんだけど、、

心優しいファイは中々仕事ができず、、


仕事とは人を殺すということ、、。


その葛藤シーンも緊迫感が伝わってきて

ドキドキ、、



そして、本当は自分が誘拐されてきた子供だと

知り、、


ファイ、、怒です。



阿修羅化したファイ、、。


途中若干、中だるみはありつつ


ラストへかけてのアクションも凄いし

どんでん返しもあり、、最後までハラハラ、、


よくある韓国復讐劇であり、やはり救いは

ない?んだけど見応えあったなー。


忘れてはいけない、おなじみの"お父さん"の

1人キム・ユンソク。

ゲスで残酷ぶりがやっぱり凄い、、。


ファイへの愛情も感じるんだけど、、

ゲスすぎる、、ww


まー、ちょっと無理矢理なストーリーと

ツッコミどころはご愛嬌!

中々楽しめた作品でしたん。


おしまーい。

韓国映画【鋼鉄の雨】感想☆

★★★☆☆ 3.5



2017年。Netflixオリジナル。

クーデターにより怪我を負った最高指導者とともに、南へと脱出した北朝鮮のエリート工作員。指導者を守りきり、くすぶる戦争の火種を消し止めることはできるのか。
出演:チョン・ウソン、 クァク・ドウォン、 キム・ガプス(Netflixより)


韓国版「シン・ゴジラ」のような話。


いや、もっとリアルかな。

ゴジラは空想の賜物だけど、こちらは実際に

あるお話。


北朝鮮 vs 韓国 。


顔はさすがに出していなかったけど、

明らかに金正恩氏と分かるフォルムで

出ていたしw


結構日本のことも出ていて、

しかも、もちろん?アンチな内容。


仕方のないこととは思うけど、

気にする人はいるだろうなぁ。



北朝鮮側のチョン・ウソンと韓国側のクァク・ドウォン。


この2人の交流がとても魅力的!


クァク・ドウォンは「コクソン」にも
出ていて好きな役者さん。


チョン・ウソンは相変わらずかっこよしw



この手の映画の時って、「JSA」もそう

なんだけど、市民レベルでは親しく交流があって、、それがとても微笑ましくて、


同じ血が流れているんだもんね、、

かなり観ていて救いにはなるのだけど。

いつも思うのは、実際は北朝鮮の一般市民は

どう思っているんだろう。🤔


この映画のようであってほしいな。

願いも入るよね。


Netflixだけではもったいない、スケール感も

ありストーリーも良かった!


おしまい。

韓国映画【ビューティー・インサイド】感想☆

★★★☆☆ 3.2


2016年公開。

『監視者たち』などのハン・ヒョジュや、日本から『のだめカンタービレ』シリーズなどの上野樹里らが出演したラブストーリー。日々外見が変化する主人公が思い悩む根本的な恋愛問題を、さまざまな視点から描き出す。悩める若者を、『尚衣院 サンイウォン』などのユ・ヨンソクとパク・シネ、『ポイントブランク ~標的にされた男~』などのイ・ジヌクらがが好演。ユニークな設定や、複雑ながらもピュアな恋愛模様に引き込まれる。

ウジンは18歳を境に、目覚めると年齢や性別や国籍を問わず、それまでとは全然違う外見に変化する奇妙な運命を背負うことに。一人の人物としてのルックスが定まらない彼は、インターネットを駆使して家具デザイナーとして働いていた。ある日、ウジンは家具店で働くイス(ハン・ヒョジュ)を見初め、毎日一見客のフリをしてその店に通い詰めるが……。(シネマトゥデイより)

感情移入しづらいファンタジームービー。


設定はとても面白いと思う。


毎朝、起きたら顔も性別も国籍まで違うww

年齢も違うから急におばあさん、急に

少年になったりw

さすがに赤ちゃんになる様子は描かれていなかったな。


総勢123名の韓国スター、日本からは

上野樹里が演じたというこの映画。


なかなか豪華やで。




ある時主人公はハン・ヒョジュ演じる、イスに

恋してしまうわけだ。



イスがとにかく可愛くていい子すぎるやーん。


かっこいい時にイスに近づくw


パク・ソジュンはずるいww

カッコよすぎる!!

そりゃ、イスも嬉しいわけです。


ずっと彼でいる為にしばらく寝ないで頑張っていたが、、それは時間の問題なわけで、、


結局、イスに全部打ち明けて

それでも2人は付き合うことに、、。


でもさでもさ、いくら性格のいいヒスだって

毎日自分の彼氏が違う人になってんだよ?!


男性だけじゃないし、おばさんだったり

少女だったり、外国人になってんだよ⁇!!


普通ならパニックだよねーーー🤯

中身は同じ人でも、、、、


絶対出会いがパク・ソジュンだったからだよ、

とか思っちゃうww


中身を愛しても無理だろーっ!!


と、つっこみどころは満載ですが、

設定と豪華役者人と映像もきれいなので

あまり真剣に観ないでw サラッと観るのに

おススメ!


おしまーい。

韓国映画【悪魔を見た】感想☆

★★★☆☆ 3.3



2014年公開。

甘い人生』『グッド・バッド・ウィアード』などの韓国の異才、キム・ジウン監督を務め、人間の内なる悪魔を凄惨(せいさん)に描いたサイコ・サスペンス。婚約者を殺された男が、血も涙もない卑劣なシリアル・キラーを執拗(しつよう)に追い詰める様子を映し出す。『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』『G.I.ジョー』などで国際的に活躍するイ・ビョンホンと『オールド・ボーイ』の名優チェ・ミンシクが熱演し、息の詰まるような攻防を展開。善悪を超越した人間の執念と、驚がくのラストシーンに背筋が凍る。

国家情報院捜査官スヒョン(イ・ビョンホン)の婚約者の死体の一部が発見される事件が発生。極秘で捜査に乗り出したスヒョンは、真犯人の連続殺人鬼ギョンチョル(チェ・ミンシク)を捕まえ、体の中にマイク付きのGPSチップの入ったカプセルを飲ませ解放する。そしてギョンチョルが犯行に及ぼうとするたびに現れ、アキレス腱(けん)を切るなどの残虐な制裁を加えていき……。(シネマトゥデイより)


はじめて気持ち悪くて観るのをやめたww



だいぶ、グロ韓国映画への耐久性がついたかと

思っていたけど、、序盤からグログログロ!

グロのオンパレード過ぎて、、


中盤に一旦消したよね🤢


その日には観れず、、数日後に観たww

やめようかと思ったけど、ww


数ある復讐劇の中でも、もーとことん

やり尽くしておりました、、



婚約者を殺されたイ・ビョンホン演じるスヒョン。



同じみのチェ・ミンシク氏演じる

殺人キラー。こわっー!


この2人のやり合いww凄すぎ!!


結構、無理矢理な設定も多くて、

いや、多過ぎかなww


終盤、段々観てたら笑えてきた。

そこまでやるのかーーーー

肉体的にとことん復讐劇を観たい方にオススメ。


でも、こんだけやっても結局憎しみは消えず

スッキリしないんだよね〜


おしまい。

映画【ムーンライト】感想☆

★★★☆☆ 3.3




2017年公開。

ブラッド・ピットが製作陣に名を連ね、さまざまな映画祭・映画賞で高評価を得たドラマ。マイアミの貧困地域に生きる少年が成長する姿を、三つの時代に分けて追う。監督は、短編やテレビシリーズを中心に活躍してきたバリー・ジェンキンズ。『マンデラ 自由への長い道』などのナオミ・ハリス、『グローリー/明日への行進』などのアンドレホランドらが出演。逆境の中で懸命に生きる主人公に胸を打たれる。

マイアミの貧困地域で、麻薬を常習している母親ポーラ(ナオミ・ハリス)と暮らす少年シャロン(アレックス・R・ヒバート)。学校ではチビと呼ばれていじめられ、母親からは育児放棄されている彼は、何かと面倒を見てくれる麻薬ディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、唯一の友人のケビンだけが心の支えだった。そんな中、シャロンは同性のケビンを好きになる。そのことを誰にも言わなかったが……。(シネマトゥデイより)


私たち日本人には本当の意味での理解が難しいかも。


2017年アカデミー賞受賞のこの作品。

「ララランド」も観てないけど、なんとなく

重そうで手が出ていなかった作品。


だいぶ想像とは違った!!


いわゆる貧困、黒人差別的なメッセージを

想像していただけに、、それ自体が差別にも

感じるが、、


もちろん、根底にはあるのだけど

そうではなくて、

主人公シャロンのピュアなストーリーに

少なくとも私にはそう見えた。




LGBTのお話なので、少し描写が際どい部分も

ある。


はじめはそんなお話とは知らなかったから

あれあれ、あれー?ってなったw


しかしなかなか、艶かしく

色っぽいのです。

役者さん、うまいなぁ。



とにかく、万人ウケはしない作品なので

うかつに手を出すと大変かも。


終始美しい映像で淡々と静かに過ぎていく作品。


友達、カップルで観るより、

1人で夜にお酒でも飲みながら観るのがおススメ!


おしまい。