キョウカラワタシハ。

都内在住、主婦。映画、海外ドラマ好き。最近は韓国ノワール映画大好き。

韓国映画【さまよう刃】感想☆

★★★☆☆ 3.1



2014年公開。

日本でも寺尾聰主演で映画化された東野圭吾のベストセラー小説を、『殺人の告白』などのチョン・ジェヨンを主演に迎え韓国で映画化した衝撃の復讐(ふくしゅう)劇。大事な一人娘を少年たちに陵辱(りょうじょく)された揚げ句に殺害された父親の煩悶(はんもん)と、血も涙もない事件にまつわる人々がそれぞれ抱える苦悩に迫る。ベテラン刑事を、『凍える牙』などのイ・ソンミンが熱演。加害者と被害者、罪と罰という単純な構図とかけ離れた人間の深い業と宿命に涙する。

織物工場に勤務するごく普通のサラリーマンのサンヒョン(チョン・ジェヨン)は、数年前に妻をガンで亡くして以来娘のスジン(イ・スビン)を男手一つで育ててきた。残業ばかりの父親に対し娘は不満顔で、ある朝、不機嫌な顔のまま朝食も食べずに登校してしまう。その夜、土砂降りの雨の中サンヒョンが仕事から戻っても家にスジンの姿はなかった。
(シネマトゥデイより)


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なんか秋めいてるわ〜

気持ちの良いお天気☀️




気持ちイイお天気とは全くリンクしない、

この作品ww



面白いとか、面白くないとかで評するような

作品ではなかったなぁ、、。



とてもとても悲しいお話。


悲しいお話は沢山あるんだけど、

父と娘ってなる家族愛が絡んでくると

ツライな。


原作がね、東野圭吾

日本でも映画化されているのね。



お父さん役をチョン・ジェヨン氏。

妻を亡くして、父子家庭で頑張ってるのよ。


普通の普通のお父さん。


大事な1人娘をバカな少年達によって殺め

られ、復讐をしていく、、。



いつも思う。


復讐、死刑制度も反対なんだけど、

実際に愛する人を誰かに理不尽に殺されたら、

自分だって何をするか分からない。



分からないよね。

そうなったことがないんだもん。



復讐の肯定なんてできない。



このお父さんは人間が崩壊していく、

ただひたすらに。娘の為に。


怪演だった。

今、思い出しても涙が出てくる。



この物語は、父と娘の話だと思って観ていた

けど、終わってみると


この事件を捜査していた刑事役のイ・ソンミン

氏の物語でもあり、


本当に本当に無知な馬鹿な少年達が

犯した犯罪とその後の更生を見守っていく

男の話でもあった。


父親と少年を見る、切ない表情が

ぐっときたな。




☆は少なめ。内容が内容だけに

評価が難しい。


ちょっと、原作も読んでみたいな。


おしまーい。