韓国映画【国際市場で逢いましょう】感想☆
2015年公開。
『TSUNAMI-ツナミ-』などのユン・ジェギュン監督がメガホンを取り、『傷だらけのふたり』などのファン・ジョンミンを主演に迎えた感動の家族史。朝鮮戦争や軍事政権、ベトナム戦争など動乱の時代を家族のためにささげた一人の男の足跡を活写する。主人公の妻を『ハーモニー 心をつなぐ歌』などのキム・ユンジンが演じ、『パパロッティ』などのオ・ダルスらベテランが脇を固める。時代の波に翻弄(ほんろう)されながらも、たくましく生きる人々の姿に泣き笑いする。
朝鮮戦争中、父親と末の妹と生き別れたドクス(ファン・ジョンミン)は、母親と2人のきょうだいと一緒に避難民として釜山で暮らすことに。まだ幼いながらも家長として家族を守ることを心に誓った彼は、自分のことは後回しにしていつも必死に働いてきた。その後、西ドイツの炭鉱で働き、ベトナム戦争に従軍するなど、ドクスは何度も命の危険にさらされる。
(シネマトゥデイより)
もちろん好みはあるだろうけど、
よい映画だった。
じんわり目頭が熱くなるような、、。
朝鮮戦争から父の代わりに家族を守っていく
ドグス役のファン・ジョンミン氏が
本当に素晴らしいよ😭😭😭
はじめはこんな感動系のストーリーとは
思っていなかった。
冒頭、シリアスシーンから始まるのだけど
基本的にはコメディ要素が強いかな。
西ドイツでの炭鉱で働き、ベトナム戦争にも
行くことになるドグス。
現実的にはかなりなハードな内容だけど
面白おかしく、描いている。
全ては家族の為に。
家族を守ると、父親と約束したから。
でも、終盤にいつも明るいドグスは
"生きるのはつらい。"
と父の前で泣く。😭
母親、弟、妹、そして妻、子供の為に
自分の人生を犠牲にして生きてきたドグスの
言葉には涙しないわけがなかった。
ベトナム戦争から妻に宛た手紙もよかったな。
"こんな辛い経験をするのが子供達でなくてよかった。
日本の戦争、戦後を生きた人もだし、
韓国、世界の人たちが経験したような
すごい時代。考えさせられた!
ドグス、お疲れ様。
そんな言葉を掛けたくなるような映画でした。
おしまい。